心理学で歌詞分析!〜音楽を50倍楽しむメソッドとは?〜

「音楽を学術的に」捉えて、もっと楽しみましょう。

欅坂46の「黒い羊」を心理分析してみた。同調圧力の苦しみからの脱出。

f:id:tatatatararira:20190416121700j:image欅坂46の「黒い羊」という曲がとても好きです。


サイレントマジョリティー」や「風に吹かれても」の時にも感じた、ガツンとした衝撃が今回もありました。


スマホネイティブで情報過多な現代の学生達は、この曲を聴いてどう感じるのだろう?


それでは歌詞を見ていきます。

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Bメロ:
放課後の教室は苦手だ
その場にいるだけで分かり合えてるようで
話し合いにならないし
白けてしまった僕は無口になる
言いたいこと言い合って解決しよう
なんて楽天的すぎるよ

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欅坂46のメジャー楽曲に多い
同調圧力からの逃避というテーマ。


この曲は
同調圧力に対して我慢と沈黙を強いられた少年が主人公。


この主人公を基にコミュニケーションについて心理学的に考察します。

 


まず、人間はコミュニケーションを取るときに必ず錯覚を起こします。


例えば「コミュ力が高い」と自己評価をしている人物がいるとすれば、その人は自分が
「嫌われている」
ということに気づいていない可能性が高いです。


気づいていないから不安を感じずに多くの人とコミュニケーションが取れ、周りに多くの人が集まっているようにみえるのです。それが良質であるか否かに関わらず。


逆に自分はコミュニケーションが苦手だと感じる人の多くは、


相手に好印象を持たれているのにも関わらず、自分の立ち回りに後悔と不安を感じ、相手との関わり合いを避けよう


とする傾向があります。
「行為ギャップ」と呼ばれるものです。


自分をいいように見せる、自分の立ち回りが上手いかどうか、という点にばかり集中してしまい、


相手のことを考えられなくなってしまう。


これが発言のしずらさ、
集団会話の難しさ
につながることが多いです。


私にもたくさん思い当たる節があります。

 

ーーーーーーーー
サビ前:
誰かが溜め息をついた
そう それが本当の声だろう

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この溜息は果たして少年に向けられたものなのでしょうか?


給食で飲み過ぎた牛乳に辟易していただけかもしれないですよね。


いわゆる自意識過剰というやつです。


つまり、


人の目を気にしない
=相手に与える印象を考えない


ということになります。
人の目を気にしないことは幸福になる上で非常に大事な要素になります。

 

ーーーーーーー
サビ前:
NO NO NO NO
全部僕のせいだ

ーーーーーーー

そうじゃない。
君のせいじゃない。


負けないで、とただ
願うばかりです。

 


いい曲ですね。
以上!

 

あいみょんの「君はロックなんか聞かない」を心理学で考察。好きな人にはロックを聴かせろ!

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あいみょんの楽曲を
心理学的に考察してみます。


特にjPopの歌詞はロマンチシズムが表現されやすく、
実体験や記憶を美化し、主人公にとってもっとも幸福な体験だけを抽出してストーリー化されがちです。


特に恋愛の曲ともなるとその傾向が強く、
没頭するあまり周囲が見えなくなる主人公がたくさん生まれています。
あいみょんのこの曲も同様です。


サビから見ていきましょう。

 

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「君はロックなんか聞かない」
【サビ:】
君はロックなんか聞かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聞かないって思うけれど
僕はこんな歌で、あんな歌で
恋を乗り越えてきた。

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高橋:ねぇ。
由美:なに?
高橋:この前由美ちゃん、ロックの音楽が気になってるって話してたよね?
由美:うん。
高橋:よかったら、これ聞いてみてよ。(CDを渡しながら)
由美:「マキシマムザホルモン」?
高橋:最近流行りのバンドなんだ!貸してあげるから聞いてみてよ!

 


こういう流れでしょうか

今の子供達はどうかわかりませんが、
昔は好きな異性とのCDの貸し借りが
異常なまでに嬉しかったりするんですよね。


君がロックを好きじゃないことはわかってる。だけど…聴いてみて欲しい。
一途な少年・少女の不器用さが伝わる歌詞。

 


ちなみに人が物事を記憶する時、脳は物や人と結びつけて覚えようとします。


だから皆、10年前の古い曲を聞いて、
初恋の子のことを思い出しおセンチになるのです。

 

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【2番Aメロ】
僕の心臓のBPMは190になったぞ。
君は気づくのかい。
なぜ今笑うんだい?
嘘見たいに泳ぐ目。

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人はBPMの早い音楽を聴くと
心拍数があがり、ちょっとした興奮状態になります。


例えば、勉強中に音楽、特にロックのようなテンポの速い音楽を聴くと、


勉強が捗ったように感じることはありませんか?


あれは勉強が捗ったのではなく、
心拍数の上昇(興奮状態)を
脳が達成感と感じているだけです。


勉強中に音楽を聴くのはやめましょう。


吊り橋効果も同じ原理です。
「あれ?私もしかしてこの人に恋をしてるの!?」
と心拍数の上昇を脳が勘違いしてしまうのです。


つまり、
あいみょんがこの曲で伝えたかったこと。


「君はロックなんか聴かない」
とわかっていても、
ロックを聴かせて、恋にオトしてやれ!


こういうことだったんですね。きっと。


ただ、最初にマキシマムザホルモンを貸すのは刺激が強すぎるので、
バックナンバーから始まる関係がベストだと僕は思います

 

 


以上!

 

YUIの名曲「CHERRY」を心理学的に分析してみた。LINEで恋は成就する!?

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YUIのCHERRYを心理学で考察します。


2007年にリリースされ、
当時CM曲として人気になった曲。


スマートフォンが主流になる以前の、
ガラケー時代の人達なら誰もがサビを口ずさめるような曲だと思います。


モバゲー、着メロ、mixiなど…
このワードに反応した方は間違いなく僕と同世代。今頃腰痛肩こりに悩まされ始めているのではないでしょうか?(僕だけでしょうか…)


そしてこの曲「CHERRY」の主人公は、


好きな子とのメールのやり取りから、
恋愛の駆け引きに心躍らせている少年少女です。


では、歌詞分析をしたいと思います。

 

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Aメロ:
手のひらで震えた それが小さな勇気になっていたんだ
絵文字は苦手だった だけど君からだったら ワクワクしちゃう

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この時代にlineのスタンプ、なんてありませんから、顔文字です(^。^)


確かに若い頃好きな人からの顔文字有り文章に心躍りましたが、これには根拠があります。


フラットな文章と、顔文字のある文章では感情の含みがある点で違いがあります。
例えば、


今日食べた照り焼きハンバーグが美味しかった。



今日食べた照り焼きハンバーグが美味しかった(*^o^*)


ではどっちが美味しそうに食べた印象を受けますか?と言われれば間違いなく後者だと思います。これは感情表現がされてるか否かの違いです。


感情をしっかり表現できる人物は
=他人にOPEN=嘘をつかない正直な人
という印象を持たれるのです。


そもそも人は、自分を裏切らない
一緒にいて安心感を感じる人に信頼を置きます。


つまり、顔文字もスタンプも
恋愛問わず人間関係において効果的だと言われております。

 

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Aメロ:
返事はすぐにしちゃダメだって 誰かに聞いたことあるけど
かけひきなんて出来ないの
…好きなのよ ah ah ah ah

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これは知ってる方も多いかもしれません。
ツァイガルニク効果といって、
「完結したものよりも、中断していることや未完成のものの方が記憶に残りやすい」という特性が人間には備わっています。


話を完結しないまま、つまり未読、既読スルーのままでいると
「どうして返事してくれないんだろ?」
と相手の興味を誘うことができます。


しかし、多用しすぎるとただの返信が遅い嫌な人になってしまうので注意しましょう。

 

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2番Bメロ:
ほんの一行でも構わないんだ キミからの言葉が欲しいんだ
ウソでも信じ続けられるの
…好きだから ah ah ah ah

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ツァイガルニク効果に主人公自身がかかっていますね。相手の術中にまんまとハマっています。

 

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Cメロ:
甘くなる果実がいいの 
何気ない会話から育てたい ah ah ah ah

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何気ない会話といっても話題には困りますよね。仲良くなって最初の頃には、平凡でフォーマルなやりとりになると人は興味を失ってしまいます。


特に最初の、連絡先を交換してすぐのメッセージには気を使う必要があります。


そのため、話題が広がりやすい、変わったメッセージを送ると会話が広がります。


バンドの話をするにしても、


①「僕RADWIMPS好きなんだ!」
「そうなんだ!私はバンプが好き!」


②「白塗り化粧するメンバーがいて、ステージでは楽器弾かないで、上裸で爆竹鳴らしてる紅白やらかしバンドが好きなんだよね。」
「それ本当にバンド…?」


どちらが話が広がるかという話です。
この例だとわかりにくいですね。


後は「変なスタンプ」だと話題にしやすく、感情も共に伝わるので最高だと思います。


総括。
YUIが伝えたかったのは
文章を工夫する時間
=相手を想う時間だ!!
ということですね。きっと。(?)

 

 


以上!

 

 

退職後の手続きについて

こんにちは!仁司です。

仕事から離れ、今はこれからの生活の準備(生活資金を集めのアルバイト、教員になるための勉強、メルカリでの身辺整理等)を行っている最中でございます。

 

そこで、今日は少しでも今後退職を考えている方、あるいは退職された方のために、

退職後の諸手続きに関して記事を書きたいと思いました。

(書き起こすことで自分のためにもなりますしね。)

 

私こそ、初めての経験ばかりで、戸惑うばかりでした。

あらゆるサイトを探し漁って様々な情報を探すのは正直かなり大変でしたので、

わかりやすく一つにまとめたいと思います。

(個人の経験談ですので、ほかのすべての会社で当てはまること、とは限りませんので、ご了承ください。)

 

本日はその導入ということで、退職が決まってから退職日までに行うことだけピックアップします!では、行きます!

 

退職が決まり、退社するまで

(1)退職届をだす 

私の場合は退職したという旨を先に上司(話ができる最大限偉い立場の人)に伝えました。引き留めであったり、退職した後どう生活しようと考えているのか、といった詳細についても聞かれると思います。

正直に迷っていることを伝えてもいいですし、自分の中ではっきりしているひとはそのまま打ち明けてしまうのが一番わだかまりなく辞められる方法だと思いました。

(人と話をすることで自分の本心や不安といった様々な感情が生まれると思います。つらいかもしれませんが、それは必ず退職後の自分のためになるので、無理のない範囲で心中を打ち明けましょう。)

 

その後、おそらく社長や権限の強い人との面談が設定され、

面談を終えてから退職届を提出することになります。

ちなみに私は社長との面談がありました。

 

私の場合は大きい組織だったため、退職届はデータで作成し、

そのまま提出する形でしたので、よくドラマにある「封筒、机、たたきつける」みたいなことはなく、あっさりと提出が済みました。

 

(2)通勤費の精算

定期代としてもらっていた分(過剰、不足等)の調節をしました。

必要としていた分は満額支給されます。

 

 

(3)身辺整理

デスクの周りや、自分が使っていたものをすべて処理しました。

捨てるものもあれば、同期に渡すもの、PCを本社に返すなど、

段取りが必要なものがいくらかありました。

(個人的には少しめんどくさかった。。。)

 

(4)お世話になった人たちへの挨拶回り

当たり前ではありますが、通常の業務をこなしながらの限られた時間ですので

なるべく多く、お世話になった人に挨拶をして回りました。

 

 

以上!意外と少ないと思われるのではないでしょうか?

もちろんキャリアを積むほどほど自分の業務の引継ぎが必要になり大変です。

 

退職後のことも考えつつ、今の仕事にも若干の負荷がかかってくると思いますので、

そこは踏ん張りどころととらえて頑張ってください!!

 

 

次回!退職日以降に必要な手続きについて!

よろしくおねがいします!!

 

 

仁司

 

 

 

 

 

先生になりたい理由と目的

先生という職業のイメージ(特に小学校)を一挙に書き出してみます。

 

公務員、教育、PTA、重労働、子供好き、給食、いじめ、やりがい、教壇、勉強etc…

 

と、諸々ありますよね。

特に最近は多忙な職業として取り上げられる事が多くなりました。

 

私が会社を辞めてまで教員になりたいと思った理由。

 

はっきりと言います。

お給料の為です。

 

同い年で小学校教員をしている友人は、私より年収で50万近く高い給与をもらっていました。そして不況にも影響されない、という点を考え、羨ましいなと思ったのが一つのきっかけになりました。(その分多忙な職業であることもその人から学びました。)

 

ここだけは譲れません。誰もが生活の為に仕事をしています。私は、自分の身を削ってでも働いて、社会で通用する強い子供たちに育てたい、なんてはっきり言って綺麗事です。それが無償の労働だったらたまったものではありません。

 

しかし、私はどうせ生涯をかけて働くのであれば、自分が活躍できる場所はどこか、なにが自分に出来るのか、を会社勤めの中で考え続けた結果、教員になりたいという目標を持つようになったのです。

 

子供は好きです。でも、先生は死ぬほど忙しいです。

 

当時教員になることを夢見ていた高校時代の同級生と、23歳になって久ぶりに会った時に、

「教員という仕事はキツすぎる。ネットで見ると、拘束時間が長く自由な時間がない。実習は楽しかったけれど、それが続くかと言われると不安。」という理由で教員になることを諦めたと言っていました。

 

私は覚悟していたといえど、多少なりショックを受けました。彼があれだけ叶えたがっていた夢を諦めていたことも、教員という職業がそれまでにも厳しい状況にあるということも。

 

それでも、なってみたい。

ネットの情報だけで判断せず、自分の目で見てみたい。

飛び込んで、苦しい思いをするとしても、

既に会社で苦しい思いをした自分であれば

やっていけるとの勝算があってこその挑戦です。

 

そして子供達に教えたいこと。

「人生は好きなことを見つけるだけで、簡単に有意義なものにできる」という価値観です。

 

昔の先生が教えてくれた「楽器は人生を豊かにする」の一言。

この言葉に当時の私はどれだけ救われたか。

 

楽器でなくても、それが例えば本、運動とか、人でもいい。そんな単純なことで人は輝けるということ。

 

そう教えてあげられる先生になるのが当分の目標です。

 

このブログを始める理由

はじめまして。こんばんちは~。

私は仁司と申します。

 

早速、私ごとではございますが!!!!!

 

会社を辞めました!!!!

 

 

つい先日のことです。新卒入社した会社を一年以内(正確には9ヶ月)

で辞職する決意をしました。

 

学生の方から見れば、「ブラック企業だったのかな、、」とか

社会人の方から見れば「忍耐力のない奴だ」「大学まで行かせてもらってすぐに会社をやめるだなんてけしからん、、」とか

 

「辞職」という行為には様々な意見があることと思います。

そして私自身、この選択が一番いい選択肢だったのか、不安でいっぱいなのが正直なところです。

 

しかし、会社は一種の「生きる手段」であって、「生きる目的」ではないということを私は強く主張がしたいのです。

 

就職面接の時によく聞かれる「あなたにとって仕事とはなんですか?」という質問。

周囲の受験者が答える「やりがい」や「自身の成長」なんて言葉は一切思い浮かばず、いつも「おかね、生活のため」と私はこたえていました。

 

そんな僕を受け入れ、育ててくれた会社(の直属の上司や、同期。会社という組織そのものには給与をもらっていたこと以外に思い入れがありません。)に感謝しております。

 

しかしながら、あることを理由に私は退職を考えるようになりました。

 

現在は小学校教員を目指し、教員資格認定試験の準備をしています。

そんな私がどうして会社を辞め、小学校教員になりたいと思ったのか、

 


また、これから資格を取るまでの過程を記録しておきたいと思い、

このブログをかきつづけることを

 


ここに

ちかいます!!

 


よろしくお願いしますね。

 

 

 

仁司